
つい最近ですが、ある新婦さんの当日のヘアメイクのリハーサルをおこなっていた際、新婦さんが、「実は…」と密かなご希望をお話し始められました。
実は、新郎さんは美容師で新婦さんとしては、お色直しの髪型は新郎にやって欲しい、とのことで1回はご自身で交渉したものの「恥ずかしいから」となかなかOKしてくれなかったようです。何かできないかしら?と考えながら、お色直しのリハーサルも無事に終え、新婦さんはとても満足して帰られました。
新郎様もリハーサルを行うことになっていたので、いつものように雑談をしながら、さりげなく新婦様のリハーサルのお写真をお見せしてそのときに語ってくださった、新婦様の思いをもう一度伝えてみました。
そうすると、あんなに恥ずかしいといっていた新郎さんが、「そんなに言ってたんですか?そうですか」と写真をじっとご覧になられていたので、「どうですか?」ときいてみたところ、OKが!
当日、お色直しの際、最後の仕上げに「いっちょやりますか!」と新郎さん。
「えっ!?」とびっくりした新婦さんに私はピースしました。とっても嬉しそうな笑顔になって、新郎さんもまんざらでもないご様子。
私たちは、ヘアメイクアーティストのプロとして技術的部分だけでなく、おふたりの心のサポートのプロでもありたいと改めて感じました。

伊藤 千賀子(ヘアメイクスタイリスト)
鏡を見た瞬間、自身に満ち溢れた笑顔になっていただけた時、私たちの感動は最高潮になります。
ヘアメイクを通して、花嫁様一人ひとりの本当の笑顔を引き出してみせます!